K-POPアーティストを好きになるといままで聞いたことのなかった専門用語がたくさん出てきますよね。
「カムバ=カムバックの略」ですが、活動休止していたグループが復帰することを意味するわけではありません。
K-POPを好きになったらまずは覚えてほしい「カムバ」と、カムバ期間中に絶対聞くであろう「スミン」の意味や方法について詳しく紹介していきます!
カムバとスミンがわかるとK-POPが100倍楽しくなりますよ!
カムバ=カムバック とは?
K-POPアーティストはアルバムをリリースすると音楽番組内の「カムバックステージ/チョッパン」でタイトル曲を披露しカムバックを迎えます。
そこからカムバックを締めくくるラストのステージ「グッバイステージ/マッパン」まで約1ヶ月ほど音楽番組やメディアでプロモーション活動を行います。
韓国ではカムバック(活動期間)が終了すると音楽番組の出演はなくなり、次回カムバックへの準備期間へと突入します。
ライブやツアーなどのイベントを開催していても、その期間は「カムバック準備期間」なのです。
準備期間中も全く活動していないわけではないので「カムバックで戻ってくる」というのはK-POPに馴染みのない日本人からすると少し不思議な感覚かもしれません。
「カムバック」って聞くと「活動休止してたの?」って思ってしまいますが、そういうわけではないんですね。
日本のリリースと違うカムバック特有の「お祭り感」は本当に楽しくて達成感があります。
カムバック期間が終了すると「もう終わってしまったんだな…」ともう次のカムバックが楽しみになると思いますよ!
日本のリリースとどこが違う?韓国のカムバック
日本のアーティストもアルバムや新曲をリリースすると音楽番組に出演しますが、韓国ではその比ではありません。
毎日のように音楽番組が放送されているので、カムバックを迎えた初週~2週目くらいは本当に毎日のように音楽番組やバラエティなどに出演します。
韓国の音楽番組は1曲フルで披露します。
人気や注目度の高いアーティストは2曲歌うこともあるので、ファンにとっては嬉しいですよね。
そして日本と韓国では『音楽番組の仕組み』が大きく異なります。
韓国には「M COUNTDOWN」や「人気歌謡」など音源再生数、MV再生数、アルバム売上、ファン投票などによって順位の決まる音楽番組が多く存在します。
日本にもMステやCDTVなど、音楽チャートカウントをダウンする番組はありますが、それとも少し異なります。
韓国の音楽番組 チャート反映の仕組み
チャートが反映される音楽番組は全部で6番組あります。
中でもグローバルに対応しており韓国以外の国と地域でも多く視聴されている『M カウントダウン』を例に韓国の音楽番組の仕組みを説明します。
Mカウントダウンの場合、以下の5つの項目がチャートに反映されます。
- 音源(45%)…韓国国内音楽配信サイト(Melon/Genie/Bugs)のデータを基にスコアを算出。各サイトの市場シェアを反映。
⇒この「音源」がほぼ半分を占める。スミンがとても重要です。 - 音盤(15%)…HANTEOチャートの販売量データを基にスコア算出。
⇒アルバム(円盤)の売り上げのこと。
販売サイトには基本的に「韓国のチャートに反映」するか記載されているはずなので購入時の確認をおすすめします。 - ソーシャルメディア(15%)…YouTube公式MV再生回数
⇒韓国の音楽配信サイトでの再生が難しい場合は公式MVをたくさん再生して応援しましょう。ただしMVだけの連続再生はカウントされないようなので他の動画を挟んだり、ログインやログアウトをしたりなど対策が必要です。
高評価をつけるのも忘れずに! - グローバルファン投票(15%)…M COUNTDOWN公式サイト(国内)、Mwave/Mnet JAPAN/Who’s fan(グローバル)
⇒ファンによる事前投票。サイトやアプリから無料でできます。 - 放送(10%)…M COUNTDOWN(初公開、スペシャルステージ)、Mnet出演、M2コンテンツ、選曲番組
⇒詳細はわかりませんがMnetやM2のYoutubeチャンネルから公式に配信されている動画の再生も反映されるそうです。
番組によって割合など若干変わってきますが基本的にこの5つが大事なのは変わりません。
つまり、ファンが音源を再生(スミン)したり投票をすることが大きくチャートに反映されるのです!
これはBTSがM COUNTDOWN番組内で初めて1位をした回です。
このように1位候補チームが選出され、番組の最後に1位が発表されます。
そして1位のアーティストが。
メンバーたちの喜び方からもこの「1位」の特別さが伝わってきますよね。
ファンも、円盤購入だけでなく音源再生や投票などで応援することができるのでまさに「アーティストとファンが一緒に獲得した1位」と言えます。
実際なにをすればいい?カムバック期間中の応援の仕方
好きなアーティストを1位にしたい!
そのためにファンは実際なにをしたらいいのでしょうか?
最も重要!K-POPファンなら知っておきたいスミン!
スミンとはストリーミングの略です。
どの音楽番組も「音源」の割合がかなり多いのがわかりますよね。
「音源」には、韓国国内音楽配信サイト(Melon、Genie、Bugsなど)でのストリーミングスコアが反映されます。
なのでK-POPファンの間では主に、Melon、Genie、Bugsなどの音楽配信サイトでストリーミングする(音源再生回数をあげる)ことを指して「スミンする」と使われます。
チャートに反映されやすい分、K-POPファンにとってスミンが最も重要な応援方法だと思います。
スミン方法は検索するとたくさん見つかります!
この方法だと新しく韓国のApple IDの取得が必須なのですがこちらのツイートでかなり詳しく説明されていたので参考にしてみてください。
他にも、既存のApple IDの国と地域を変更する方法もあるようですがその方法だとApple Music、私は上記のツイートと同じ方法で登録しました。
こちらのサイトでもまた別記事で紹介したいと思います。
YouTubeでの公式MV、公式動画再生
音源スミンができない場合はYouTubeを再生して応援しましょう!
音源の次に反映されるのが公式MVの再生回数です。
また公式MVの他、MnetやM2のような音楽番組の公式チャンネルから配信されている動画の再生回数もチャートに反映されるそうです。
Youtubeの再生回数の増やし方について正確な方法は明らかではありません。
「ログイン状態で見なくてはならない」「ログアウト状態でないと反映されない」(どっち?)「画質720p以上でないといけない」「リスト再生ではなく検索して再生しないといけない」などいろんな声があります。
またMVだけ繰り返し再生するのではなく他の動画を挟んだ方がいいんだとか。
可能な限りMVと公式動画を都度検索し交互に再生するのがいいようです。(その際視聴履歴はこまめに消す)
作業中や就寝時など垂れ流しておく際はスミン用プレイリストを利用してもいいと思いますが、自動再生は止まりやすいので注意が必要です。
Youtubeスミンについては上記のツイッターが詳しく説明されていたのでこちらを参考にしてみてください!
Youtube視聴をスミンと言っていいのかは微妙なところですが、誰でもすぐに無料でできる簡単な応援方法です。
カムバック期間中はファンのアップロードした動画ではなく公式MV、もしくは番組公式チャンネルがアップロードした動画をたくさん再生して応援しましょう!
忘れてはならない 投票!
「M COUNTDOWN」の場合、Mnet(サイト)やWho’s fan(グローバルアプリ)で事前投票を行っています。
日本語も対応しているので比較的投票しやすいのがMカです。
カムバック期間中は他にも音楽番組と連動した投票がたくさんあります。
特にSHOW CHAMPIONは投票が音源を上回る40%も反映されます。
各ファンダムにTwitterで情報発信してくれるユーザーがいるので、随時情報をチェックして投票も忘れないようにしましょう!
まとめ
いかがでしたか?
カムバ期間中はスミン、Youtube再生、投票によってアーティストを応援することができます!
たくさん応援すればするほど、アーティストが1位になった時の喜びも大きいです!
ファンも「スミン頑張ろう!」「投票始まったよ!」と声を掛け合っているので文化祭や体育祭のような一体感も生まれます。
日本のアーティストを応援していた時には感じたことのない不思議な感覚でした。笑
K-POPアーティストを好きになったら是非、頑張ってたくさん応援してお祭りのような「カムバック」を楽しんでください!
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