TXT 5/18カムバ!タイトル曲は?ETERNITY考察まとめ!

TOMORROW X TOGETHER(TXT)が 5月18日 2ndミニアルバム「THE DREAM CHAPTER: ETERNITY」をリリース!

BTS同様、TXTのMVも独特の世界観があり、MVや映像などに秘められたストーリーを考察するのも、ファンにとって一つの楽しみですよね。

タイトル曲『Can’t you see me』のMVやアルバム『ETERNITY』には一体どんなストーリーが隠されているのでしょうか?過去の作品とのつながりは?

個人的にコンセプトフォトでメンバー毎に示されていた『映画』が『tU』の世界観を表しているのではないかと思っています。

主に映画との繋がりにフォーカスを当てて考察していきます!

TXT『THE DREAM CHAPTER: ETERNITY』とは

『DREAM』『MAGIC』に続き『THE DREAM CHAPTER(夢の章)』3作目で最終章。

カムバ後の海外メディアのインタビュー記事ではこのように書かれていました。
一部翻訳し、抜粋して紹介します。※翻訳に誤りがある可能性もあります。

TXTはデビューから「夢の章」3枚のアルバムを通して、ティーンエイジャーから成人へ、ルーキーからプロへと成長する姿をファンに見せてきた。
ヒュニンカイとボムギュは今回のアルバム『ETERNITY』についてこう話した。

『直面している現実に遭遇する10代の若者についてのもの』

『誰もが思春期を迎え成長の痛みを経験する。しかしそれを乗り越えることで洗練され成長することができる』

今回の3枚目のアルバム『ETERNITY』で『THE DREAM CHAPTER(夢の章)』は幕を閉じるが「ある意味これからも続いていく物語」だとスビンは言います。

引用元:https://www.elitedaily.com

TXT『THE DREAM CHAPTER: ETERNITY』トレーラー

Eternity=永遠

Eternityとは、永遠、永久、無限の過去、(死後に始まる)永遠の世界、来世、(際限なく思われる)長い時間

weblio.jp

神学的には死後における魂の永遠性を表すようで「死」や「幽霊」などとの関連がありそうです。

トレーラー内のセリフ(語り)の意味は?字幕を翻訳

5人でひとつのテーブルを囲んで談笑している。
  • コンセプト:ひとりぼっちになる?
  • 徐々にスビンの声が他の4人に届かなくなる。
  • 5人で囲んでいたテーブルが大きくなる。(もしくはスビンが小さくなる)
  • スビンが近づいて声をかけようとしてもテーブルが回って近づけない。
  • テーブルの上から近づこうとすると透明ななにか(壁)に隔たれてしまい近づけない。

セリフ(語り)の英語字幕をそのまま翻訳すると以下の通り。

This is my drama
これは僕のドラマ

I dreamed this drama
僕はこのドラマを夢に見た

I should call out that name
僕はその名前を呼ぶべきだ

Say that I'm standing here
僕はここにいると

On the stage made for you,I'm only a passerby
あなた(たち)のためにつくられたステージで、僕はただ一人の通行人

Determined by fate to play the role of the everyman
人々の役割は運命によって決められている

”Save me”
たすけて

ここに出てくる「夢」は『Magic island』のMVでスビンが言っていた「最近見る変な夢」のことだと思われます。

叫んでいるシーンでは
『僕の声が聞こえないの?』
『すべておまえのためじゃんか』
『ここから出たいよ』と言っていたそう

The Dream Chapter: ETERNITY – コンセプトフォトティザー

フランス語で「これはテディベアではない」と書かれています。

ルネ・マグリット「イメージの裏切り」

これはシュルレアリスム作家・ルネ・マグリットの作品です。
どこからどうみてもパイプなのに、下に「これはパイプではない」と書かれており、『パイプのイメージを描いているだけで、本物の煙を出すパイプではない』という意味だそうです。

このテディベアのつぎはぎの部分はメンバーの身体の一部を表しているよう。
テディベアではなく「メンバーの象徴」みたいなものなのでしょうか。

The Dream Chapter: ETERNITY – ‘Port’コンセプトフォト

「Port」のコンセプトフォトが公開されました!

  • Friends don’t Understand Me Anymore(友達はもう私をわからない)
  • 左のストーリーでスビンだけが振り返る。バックミラーに影が映っている。スビンにしか見えない「誰か」が乗ってきた?
  • スビンだけ「テヒョン、ヒュニンカイ、他3名」がフォロー中。(しかし表記のフォロワーは4名)
  • スビンのiPhoneの機種が変わっている
  • ヨンジュンの絆創膏があったりなかったりしている

などなど、いろいろと気になる点は多々ありますが、メンバー個々に示された「映画のタイトル」が今回の「Nap of star」からはじまるシリーズのコンセプトを表しているのではないかと考えています。

ヨンジュン『パラノイドパーク』

ボムギュからのコメント『ヒョンは知ってるじゃないですか』

数字の暗号は『パラノイドパーク』
映画『パラノイドパーク』は事故により人を殺してしまった少年葛藤や孤独など、揺れ動く少年の心情を描いた作品。

主人公の少年は貨物列車に乗って遊んでいた際に誤って人を死なせてしまうのです。

『全部夢だったらいいのに#imscared(僕は怖い) #ただイタズラだっただけなのに』は特にパラノイドパークとリンクしています。

またパラノイドパークでは「ノート」もひとつのキーとなっています。

少年は人に言えないことを吐き出すように真実をノートに書き綴り、自らの手で燃やします。

943のMV序盤でノートを燃やす描写がありますが、終盤謎の扉を見つけた際も眼鏡を覗き込むと火がついて燃えていました。

スビン『いぬ(LE DOULOS)』

誰からも投稿へのコメントは無い(スビンは4人から見えていないよう)

映画『いぬ(LE DOULOS)』は裏社会に生きる男たちの友情と裏切りがテーマのギャング映画で、タイトルの「Le doulos」は裏社会では「密告屋」という意味を持つそう。

警察と繋がっている裏切者は誰なのかという映画なのですが、主人公は警察と繋がりのあった親友を「裏切者」だと疑い、殺そうとします。

実際は主人公の思い違いだったのですが、結果共に命を落としてしまいます

9と4分の3番線で君を待つ MV

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ボムギュ『THE CATCHER IN THE RYE』/小説『ライ麦畑でつかまえて』

映画『THE CATCHER IN THE RYE』/邦題『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』
小説『ライ麦畑でつかまえて』の作者J・D・サリンジャーの生涯を描く伝記映画。

同小説は、純粋無垢なものを好む少年の大人社会への反抗や少年ならではの葛藤を描いた物語。
主人公の少年は「遊ぶのに夢中になって周りが見えなくなってしまった子供たちが崖から落ちそうになったときに、捕まえてあげる存在になりたい」とも話しています。

テヒョン『フィリップ・マーロウ』

「戻る方法を探したい」という投稿に対しヨンジュンが『一緒に探そう。見つけられるよ』とコメントしています。

数字暗号『フィリップ・マーロウ』は複数の小説に登場する探偵
テヒョンがすべての謎を解き真実を知る手掛かりとなるのでしょうか?

ヒュニンカイ『STAND BY ME(スタンドバイミー)』

『STAND BY ME』は少年4人が行方不明になった少年の死体探しの冒険に出る話。

家庭環境や抱えているものも様々な異なる4人の少年たちが、冒険の中でぶつかり合ったり悩みを打ち明けあったりしながらより絆を深めていく、少年から大人になっていく瞬間を切り取った物語です。(この時点でいまのTXTにぴったり)

少年たちはその後別々の進路へと進み大人になるにつれ自然と疎遠になってしまいます。

映画の中で大人になった少年は忘れられない思い出の一つとして当時を懐かしんでいます。

実は線路をたどるこの冒険はたった2日間の出来事なのですが、当時の少年たちにとってはきっと永遠のように長いものだったのではないでしょうか。

そんな少年たちのその時代特有の奇妙な関係や友情、永遠のようで儚い時間を描いた映画です。

「その時は本当に楽しかったのに」と、メンバーたちと過ごした日常を振り返っているヒュニンカイ。

+Uの世界はスタンドバイミーの世界とかなり通ずるものがあると私は思います。

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The Dream Chapter: ETERNITY – ‘Starboard’コンセプトフォト

長くなりそうだったのでコンセプトフォト’Staebosrd’は別記事で紹介しています。

タイトル曲『世界が燃えてしまった夜、僕たちは…(Can’t You See Me?)』MV ティザー

5/7 ヨンジュンとボムギュのティザーが公開されました!
残りの3人のティザーは随時公開されましたが、徐々にコーラスが入ったり音が増えていっています。

『世界が燃えてしまった夜、僕たちは…(Can’t You See Me?)』Official Teaser 1

タイトル曲『世界が燃えてしまった夜、僕たちは…(Can’t You See Me?)』のティザー1が公開されました!

Official Teaser 1となっているので2も公開されそうですね!

そしてメンバーたちの服や部屋に飛び散っていたものはやはり血ではなさそうです。

この家に飾られている絵はゴッホの『夾竹桃と本のある静物』という作品。
この絵にはゴッホの愛した夾竹桃エミール・ゾラの小説『生きる歓び』が描かれています。

夾竹桃キョウチクトウの花言葉は『油断大敵』『用心』
エミール・ゾラの小説『生きる歓び』はゴッホが「闇の中に光を射す本」として、愛読していたそうです。

また、今回のティザーでもヨンジュンは「ボーダーの服」を着用しており、しかも肩の部分があいています。

『世界が燃えてしまった夜、僕たちは…(Can’t You See Me?)』MV公開

MVが公開されました。

TXT『THE DREAM CHAPTER: ETERNITY』考察

まず大前提としてのコンセプトをBTSと比較して考えてみました。

上述したように、カムバ後のインタビューでメンバーが今回アルバムについて
『直面している現実に遭遇する10代の若者についてのもの』
『誰もが思春期を迎え成長の痛みを経験する。しかしそれを乗り越えることで洗練され成長することができる』
と話しています。
それが今回のアルバム「Eternity」の大前提としてのコンセプトのようです。

BTSの世界観と比較

BTSは『若者に対する社会的偏見や抑圧を防ぎ、自分たちの音楽を守る』というコンセプトのもと「NO MORE DREAM」でデビュー。

当時複数メンバーが高校生だったため「スクールシリーズ」が生まれたそう。
そしてスクールシリーズ後、学生を卒業し大人に成長していく「青春」をテーマに「花様年華シリーズ」が作られました。

『花様年華』とは『人生の中でもっとも美しく輝く時』を意味しており、BigHitはメンバーの置かれている状況や成長に合わせ、その時その年齢のメンバーたちが発信するからこそ意味を持つ『メッセージ性』を大切にしているようです。

TXTは『異なる君と私が一つの夢に集まって一緒に明日をつくっていく』というコンセプトでデビューしました。

コンセプトフォトで示された各メンバーの映画」を振り返ると、スビン、テヒョン以外の3人の映画は主人公が少年で、少年ならではの様々な悩みや葛藤、友情などが描かれています。

それぞれの映画の主人公たちのように様々なものを抱えた少年たちの『永遠のようで短い、少年から大人に変わる瞬間』を意味しているのでしょうか。

またBTSのように「今のTXTのメンバーが発信するからこそ意味のあるメッセージ」が込められていると予想できます。

Nap of star

はじまりは星と少年たちの物語「Nap of star」
少年たちは「僕たち離れても必ずここで会おう」と約束し、それぞれの道へと分かれていきます。

月日が流れたある日目覚めたヨンジュンの頭には角が生えていました。
そして怪物から逃げた着いた先は昔5人の少年が星と約束した場所とよく似た場所。
そこでそれぞれ体に異常を抱えた5人の少年たちが再会し「これから魔法のようなことが起こるだろう」と締めくくられます。


「Magic island」では現実世界の少年たちがいます。
彼らには前世の記憶がなく「なぜ出会ったのか、何を思い出さなければならないのか」まだわかっていません。

少年たちは徐々に記憶が戻り始め「それは一体誰の過ちだったのか」自分自身に問いかけ始めます。
そして「私の名前を覚えていて」という誰かの声が聞こえます。

9と4分の3番線で君を待つ

「火事」はtUの世界で共通する大きなキーのひとつとなっています。
943の火事とMagic islandの火事、今回のETERNITY(Can’t you see me)の火事は違う世界線(時間軸)の一つの火事を表しているように思います。

943のMVはスビンが自ら書いた扉を眼鏡で覗き込むと魔法陣が浮かび上がり扉が開くところから歌がはじまります。

右下に炎の絵と「ヒュニンカイ、ボムギュ、ヨンジュン」の文字が書かれていることからその3人が火事によって亡くなってしまい、生き返らせる(時間を戻す)ためにスビンが禁忌の魔法を使用した説が濃厚だと思います。

冒頭の扉が開いてボムギュパートが始まったところから過去(5人が生きている世界線)に戻ったのではないでしょうか。

943の火事で生き残ったと思われるスビンとテヒョン。
ヨンジュンがノートを燃やすシーンで二人で目を合わせるような描写があります。
スビンとテヒョンはそうなることを元々知っていたからではないでしょうか。

屋上のシーンではテヒョンが「消火器」を持っています。
ヨンジュンが火事を起こしたときボムギュが消火器を持ってきますが火は消えません。
図書館のシーンでテヒョンが「消火器の使い方」を調べているようなシーンもあります。
火事が起きてしまい、消火に失敗することも知っていたテヒョンはなんとかしてこの火事を防ごうとしていたように思えます。

また943のMVの最後、テヒョン以外の4人が立ち上がって去ったあと残されたテディベアをテヒョンが拾います。
ヨンジュンが持っていた時にはまだ縫い目はありませんが、落ちているテディベアには縫い目がついています。
コンセプトティザーのテディベアの右下に書かれていた「13 31 45 15」=「CLUE」


tUの世界で「What do you see?」に対するテヒョンのモールス信号は「CLUE」でした。

一体誰の過ちなのか。裏切者は誰?

ヨンジュン、ボムギュ、ヒュニンカイはそれぞれの映画の主人公の少年を表しているようですが、スビンは少年ではなく「親友の裏切りを疑ってしまい結果命を落とす」主人公、テヒョンも少年ではなく探偵です。

「親友の裏切りを疑った」スビンは裏切者ではなく、5人の中で最も異質なテヒョンが一番あやしいと個人的に思っています。
※追記⇒「Can’t you see me」の振りにあるハンドサインではスビンとテヒョンが「裏切り」ほかの3人が「約束」を表していることがわかりました。

映画スタンドバイミーで線路を辿った冒険の旅はたった2日間の短い出来事。

TXTのメンバーたちはその過ち(=火事)が起こった「その日」に取り残されてしまいずっとループしているのではないでしょうか?

TXT『세계가 불타버린 밤, 우린…/世界が燃えてしまった夜、僕たちは…(Can’t you see me) 』考察

「Can’t you see me?」MVの冒頭スビンの家に遊びに来た4人。

スビンの家は943で火事を防げずメンバーたちを死なせてしまった(もしくは自分も死んだ)スビンが5人だけのために作り上げた世界なのではないでしょうか。

ベッドシーツに足跡がついていたのでスビンの作り上げたMVの世界線ではヨンジュンやボムギュたちは存在するよう。

ヨンジュン、ボムギュ、ヒュニンカイは火事のこと、自分たちが現実世界で死んでしまったことを忘れているようで楽しいひと時を過ごしています。

スビン、テヒョンが浮かない表情をしているのは現実は変えられず、今いるのは仮初の世界だとわかっているからではないでしょうか。
終盤につれヨンジュンたちも火事のことを少しづつ思い出していきます。


ボムギュがテヒョンを毛布で覆っていたシーンですが、テヒョンはMVの世界を終わらせ元に戻りたがっており、それに気づいたボムギュがそうさせないようにしたのではないでしょうか。

韓国の舞踊練習室(무용연습실)という番組のメンバーがシナリオを描いたらしいミニドラマ。
ヒュニンカイがペンライトに願い事をすると魔法がかかり願いが叶います。
しかしいざ願いが叶ってみると思い描いていたものとは違い、ヒュニンカイは頭を振り乱して「アンデ~~~!」と叫んでいますよね。


Can’t you see meのMVも同様、5人で楽しく過ごしていた時間に戻りたかった「誰かの願いが叶った魔法の世界」「けどこういうことじゃない」といった感じではないでしょうか。

TXT 5/18カムバ決定!タイトル曲は?ETERNITY考察まとめ!

考えれば考えるほど謎が深まるばかりです。

ひとつの映画にして答えを教えてほしいですよね。
そもそもひとつの答えは存在しないのかもしれませんが…

Can’t you see me意外にもまだtUの物語とつながるMVが公開されると思うので楽しみですね。

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